色彩のセンスを鍛える

表現力を鍛える方法について演技力を鍛える方法について私たちの周りにはたくさんの色があります。
身にまとう色や身の回りに配置する色のセンスは、あなたの印象やその場の雰囲気を大きく左右する大事な要素。
色のセンスを磨くためには、色彩に対する感覚を高める必要があります。
色に対するセンスは生まれつきもっている感覚と、育った環境に左右される部分が大きいといわれていますが、普段特に気に止めることなく生活している「色」に注目してみるだけでも、どんどん感覚は高まってきます。

まずは意識して色を見る、楽しむということからスタートしましょう。
色を意識するときには、できるだけ「綺麗な色」を見る機会を増やすとさらに効果的です。
綺麗な色というと草木や花などの「自然にある色」を思い浮かべる方が多いかもしれません。
確かに自然の色に触れることも大事ですが、毎日の生活ではそれが難しい方もいるでしょう。

特にジャンルにはこだわらず、芸術品や現代アート、写真、化粧品、有名ブランドのアパレル商品やパッケージング、海外の文房具などを、色に着目して見るようにしてみて下さい。
気に入った色や配色については、メモを残しておくといいでしょう。
色の感覚を高めるということは、今までの自分の常識を破るということでもあります。
自分の暮らしている文化とは違う外国での色の使われ方には、ぜひ積極的に触れるようにしましょう。
知識として整理したくなったら、色彩検定用のテキストなどを軽く読んでみるのもいいかもしれません。