モデルのポージングで売れ方が変わる

私はとある地方の某通販会社で勤務しており、通販カタログの制作や販売戦略の立案業務を行なっています。
私の会社の取扱商品の中には、アパレル商品もあるため、年に何度も東京からモデルさんを呼んで、地元で撮影を行なっています。
通販カタログの場合、夏のカタログなら冬に、そして冬のカタログなら夏に撮影というように、季節が逆になって制作が行なわれています。

なのでモデルさんは季節が真逆な時などは、もちろん慣れているとは言え、とても大変だと思います。
そんな中、嫌な顔もせずポーズするのはさすがだと毎回思います。
モデルさんのポージングというのは、それぞれのモデルさんによって違うものであり、得意なポージングとそうでないポージングがどうしてもあります。

得意なポージングというのは無意識のうちに体から出てくるようで、毎回のカタログでそのモデルさんのOKになるポージングが大体決まってきています。
通販の場合、通販カタログがいわば営業や販売員であるため、カタログ誌面で売れなければ意味がありません。
モデルさんに無理なポージングをさせた場合、それが売上になって現れるときもありますし、他のモデルだと売れない商品やポージングでも、それが得意なモデルさんだととたんに売れ出すといったことも実際にあります。

人の心理の中で、その人に合ったポー人を好むのかはわかりませんが、モデルさんのポージングによって売れ筋が決まるというのは、大げさではなく、実際によく起こっていることです。